東洋医学のしくみ
カテゴリ: 東洋医学のしくみ
作成日:2016年08月02日(火)
東洋医学のしくみ (頭痛)
A子さん「数日前から頭痛がします。熱はありません。この痛み何とかなりませんか?」
そう聞かれたとします!
西洋医学と東洋医学ではどのように対処法が違うでしょう!
西洋医学的対処法
風邪かもしれませんね。しばらく安静に・・
頭痛薬を出しておきます。
何かあったら連絡をしてください。
ひどくなるようでしたらまた来てください。
何も異常がない場合、
「大したことはありませんよ」
・・・・そういって一旦様子を見ることが多いですよね。
それでは、東洋医学ではどうするのでしょうか?
東洋医学的対処法
陰陽・内外因を問う
気・血・津液を問う
五臓六腑を問う
虚実寒熱を問う
経絡を問う
東洋医学では、様々な全体像を把握して、その中の重要な部分をピックアップして
弁証論治を組み立てます。
一番重要なのは、治本といって
頭痛の根本は何かを探ることです。
弁証論治をしてから、漢方薬を決めます。